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新型コロナウイルスとの戦い

新型コロナウイルス(以下コロナ)が
人体に侵入する(感染する)と
コロナと免疫力の戦いが起こります。
「免疫力」と一語で表現しても、
免疫とは、人に備わった非常に複雑な、
総合的な防衛機構(システム)なので、
単純に数値化出来ません。
「私の免疫力は72ポイントで、あなたのは
48ポイントです」のように単純な比較は
できないのです。
世の中には、「これを飲めば免疫力がアップする」
などといって、たくさんのサプリメント等が
売られていますが、ほとんど嘘と言っても
いいでしょう。
もし本当に、簡単に「免疫力」を上げるものが
あるのなら、それはすでに「薬」として認められ
今のこのコロナの時代に、世界中の人が服用して
いることでしょう。
ここで、確実に免疫力を上げるものがあります。
それは、「ワクチン」です。
だだし、ワクチンは総合的な免疫力を上げるもの
ではなくて、ある特定の相手(病原体)に対する
免疫力を上げるものなのです。
そして、コロナに対するワクチンは、まだできて
いないというのが現状です。
季節性インフルエンザウイルス感染症によって
(それプラス合併症によって)、毎年日本で
1万人以上の人が亡くなっています。日本での
コロナの死亡者数は現在千人に達していません。
これからの発生状況によりますが、死亡者数で
みると、インフルエンザの方が「怖い病気」と
も言えますが、実際インフルエンザはそんなに
こわくないですね。
それはなぜかと考えると、コロナにはワクチンがなく
有効(で安全)な薬もないので、自分の免疫力で
戦わないといけない状況で、免疫力もよくわからないし
どうしたらいいかわからない不安感が「恐怖」に
結びついているのだろうと、想像します。
有効なワクチンと、効果的な薬が手に入る状況に
なれば以前のような生活に戻れるかもしれませんが、
それには、短くても2~3年はかかりそうですし、
コロナ以外の未知のウイルスがやってきたら
と考えると、やはり不安になりますね。




インフルエンザは、
インフルエンザウイルスが感染して
(体内に侵入して)発症します。
高熱はほぼ必発で、頭痛やのどの痛み
関節痛なども伴います。
咳や鼻水などの「かぜ」のような
症状も多く出現します。
このウイルスは感染力が強いので
咳やくしゃみのしぶき(飛沫:ひまつ)
を近くの人が吸い込んでうつることが
あります。
健康な若者なら、薬を使用しなくても
治りますが、1日でも早く症状を
改善して、学校や職場に復帰したい
場合には薬による治療を選択すること
ができます。
持病を持つ高齢者は、インフルエンザ
ウイルスの感染から→肺炎や脳炎などを
併発することがあるので、薬物治療が
勧められます。
小児の場合は、まずワクチン接種を
勧めます。ワクチンはウイルスの
侵入を止めることはできませんが、
侵入した後のウイルスの増殖を抑える
ので、重症化するリスクをかなり
下げてくれます。
どんな薬でも、絶対に安全な薬という
ものはないので、薬を使用すること
で期待できるメリットと、薬が
体内に入ることによるリスクとを
よく考えて選択することが大切です。

<風しんの検査について>

風しん予防接種費用助成について
または、
風しん抗体検査費用助成について
和歌山市保健所のサイトへ

保健対策課 073-488-5118 に
おたずねください

麻疹(はしか)注意!

麻疹にかかってしまうと
基本的に、有効な治療法はありません
ですから、予防が大切(重要)です
ワクチンを打っておくと、
麻疹ウイルスに対抗する抗体(こうたい)が
体内にできます。
十分な抗体を持った状態にしておくと、
麻疹ウイルスが体の中に侵入してきても
抗体がそのウイルスを無力化してくれるので
ウイルスが体内で大量に増えることが
できなくなり、症状が出ないうちに
治ってしまいます。
ただし、ワクチンを打ってもその人の
体質や体調によっては、十分に抗体が
できない場合も(まれに)あります。
十分な抗体を持っているかどうかは
血液検査で「抗体価」を調べると
わかります。

風疹(ふうしん)注意!

風疹が流行しています
妊婦さんは絶対に風疹にかからないよう
細心の注意が必要です
なぜなら
妊娠初期の3か月以内に風疹にかかると
子どもが「先天性風疹症候群」という
病気になる恐れがあるからです。
しかし、
妊婦には、風疹ワクチンを打てません!
なぜなら、風疹ワクチンは
「生ワクチン」なので、ウイルスが
「生きたまま」体内に入ると、
胎児に感染するかもしれないからです。
(本末転倒です)
だから、妊婦さんを守るために
周囲の人々が風疹にかからないように
することが大事です。
風疹にかかったことのない人=つまり
風疹の抗体(こうたい)を十分に
持っていない人は、風疹ワクチンを
打って、風疹にかからないからだになって
盾(たて)となって、風疹ウイルスから
妊婦さんを守ってあげなければなりません。

風疹抗体検査について:
血液検査を受けると、
自分が風疹抗体をどれくらい持って
いるのかが、わかります。
もし、風疹ウイルスが体に入っても
発症しないくらいの十分な抗体を持って
いるのなら、ワクチンを接種する必要は
ありませんが、抗体が不十分な場合は
自分のため、あるいは妊婦さんのために
風疹ワクチン(実際は麻疹風疹混合ワクチン)
を接種することを勧めます。
風疹抗体検査を受けずに、「とりあえず
ワクチンを接種しておく」というのも、
間違いではありません。
十分な抗体を持っている人に、ワクチンを
接種したとしても特に問題はありません。
「不必要な行為」かもしれませんが、、、。
風疹ワクチンは「生(なま)ワクチン」
なので、微量の風疹ウイルスが体内に
入りますが、局所でウイルスと抗体との
反応が起こり、さらに抗体を増やす効果が
期待できます。