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ワクチンの効能とリスク

どんなものにもリスクはあります。
ワクチンの場合は、効果が分かりにくい
のです。
新型コロナウイルス(以後ウイルスという)
のワクチンを接種して
一年間、症状が出なかったとします。
この場合に、
①ワクチンを接種して、抗体ができていた
ので、ウイルスの感染が実はあったのだ
けれども、その抗体がウイルスの増殖を
止めてくれたので、自覚症状が出ないまま
ウイルスは消滅した。
②そもそも、ウイルスの感染がなかった。
実際に①だったのか、②だったのかは、
(自覚的には)わかりません。
(血液検査=抗体検査などをすれば
わかるかもしれませんが)
それに対して、
副反応はわかりやすい。
(=自覚できる症状を副反応として
認識するのだから)
「ワクチンを打ったほうが良いですか?」
と質問されたときに、正直な答えとしては、
「打ってみないとわからない」です。
今まで自分の体の中に入れたことのない
物質を注射するのですから、何が起こる
のか前もってわかりません。
個人について起こることは、大勢の人の
データとは関係ありません。10万人に注射をして
重篤な副反応が起こるのはひとり、という
ワクチンは、全体を俯瞰的にみると、
非常に安全なワクチンであるといえますが、
これからワクチンを今まさに接種しようと
している人がいて、その人がそのワクチン
に対して過剰な反応をする体質を持った
10万人にひとりの「その人」かもしれない
のです。
ワクチン接種後に、その人は
「アナフィラキシーショック」を
起こして、意識が低下したり、血圧が
下がったりするでしょう。でも
医療スタッフがいれば、適切に対処してくれる
(エピペンを打つなどして)ので、
命にかかわることはないでしょう。
そのワクチンを10万人に接種することで、
ウイルス感染症で死亡する人の数が
20分の1になるのであれば、
「俯瞰的に見れば」多くのひとに接種
してもらうことが重要であると思います。
ワクチンを打ちたくても打てない人々がいます。
その人たちが感染しないようにするには、
周囲の人が免疫を持っている状況に
すること。つまり集団免疫が獲得された状況に
することです。
すなわち、ワクチンを接種することは、
自分のためだけではなく、
ほかの誰かのためでもあるということです。
「自分は打たない」という人は、自分以外の
だれかの命や健康を守るという責任を放棄
しているということになります。




当院にかかりつけの患者さんの場合に
限りますが、
発熱があって、新型コロナ感染症の
疑いがあると判断されれば、
PCR検査(唾液をとる方法)を
受けていただくことができます。
結果は、翌日か翌々日に伝えられます。
検査希望の方は
来院前に電話してください。
073-455-0709

・・・

<風しんの検査について>

風しん予防接種費用助成について
または、
風しん抗体検査費用助成について
和歌山市保健所のサイトへ

保健対策課 073-488-5118 に
おたずねください

麻疹(はしか)注意!

麻疹にかかってしまうと
基本的に、有効な治療法はありません
ですから、予防が大切(重要)です
ワクチンを打っておくと、
麻疹ウイルスに対抗する抗体(こうたい)が
体内にできます。
十分な抗体を持った状態にしておくと、
麻疹ウイルスが体の中に侵入してきても
抗体がそのウイルスを無力化してくれるので
ウイルスが体内で大量に増えることが
できなくなり、症状が出ないうちに
治ってしまいます。
ただし、ワクチンを打ってもその人の
体質や体調によっては、十分に抗体が
できない場合も(まれに)あります。
十分な抗体を持っているかどうかは
血液検査で「抗体価」を調べると
わかります。

風疹(ふうしん)注意!

風疹が流行しています
妊婦さんは絶対に風疹にかからないよう
細心の注意が必要です
なぜなら
妊娠初期の3か月以内に風疹にかかると
子どもが「先天性風疹症候群」という
病気になる恐れがあるからです。
しかし、
妊婦には、風疹ワクチンを打てません!
なぜなら、風疹ワクチンは
「生ワクチン」なので、ウイルスが
「生きたまま」体内に入ると、
胎児に感染するかもしれないからです。
(本末転倒です)
だから、妊婦さんを守るために
周囲の人々が風疹にかからないように
することが大事です。
風疹にかかったことのない人=つまり
風疹の抗体(こうたい)を十分に
持っていない人は、風疹ワクチンを
打って、風疹にかからないからだになって
盾(たて)となって、風疹ウイルスから
妊婦さんを守ってあげなければなりません。

風疹抗体検査について:
血液検査を受けると、
自分が風疹抗体をどれくらい持って
いるのかが、わかります。
もし、風疹ウイルスが体に入っても
発症しないくらいの十分な抗体を持って
いるのなら、ワクチンを接種する必要は
ありませんが、抗体が不十分な場合は
自分のため、あるいは妊婦さんのために
風疹ワクチン(実際は麻疹風疹混合ワクチン)
を接種することを勧めます。
風疹抗体検査を受けずに、「とりあえず
ワクチンを接種しておく」というのも、
間違いではありません。
十分な抗体を持っている人に、ワクチンを
接種したとしても特に問題はありません。
「不必要な行為」かもしれませんが、、、。
風疹ワクチンは「生(なま)ワクチン」
なので、微量の風疹ウイルスが体内に
入りますが、局所でウイルスと抗体との
反応が起こり、さらに抗体を増やす効果が
期待できます。